西性寺美術館

 石川県羽咋郡志賀町字梨谷小山１６−１３　

Tel　０７６７−３２−０１１２

 住職が自ら建てた美術館

 入口にある地球の力を感じさせる岩

美術館の入口には風流な灯篭と

奥様の気配りの花が和ませる。

幕末に西性寺の元尾了照住職が始めた

梨谷小山焼。　色絵菖蒲文徳利 

色絵牡丹唐草文土香炉

 染付蘭図耳付刺身皿

銹絵染付菊唐草文火入 

今の了教住職が蒐集した逸品の数は

半端ではない。 まずは竹久夢二が数点

棟方志功

小松の都賀田勇馬の犬

池田満寿夫　さすが前衛

なんと仁清が作った虎の香炉　雉の対極ですね

金沢出身の重要無形文化財大場松魚

武者小路実篤　一隅を照らす

横山大観

池大雅　百富士

百富士の中のごく1ページ

お洒落な元尾了教住職夫妻

美術館に入れてもらえないものだから

隙間から覗いている「鉄腕ダッシュ」

元尾住職は書や絵が何を語っているのかを

実に自由に探って楽しんでおられる。

古い掛軸の汚れを取り、表装を直すことにより

価値を取り戻したり、新しい価値が生まれたりする

右のカラスは左のカラスの上に描かれていたが、

分けて空間を置くことにより芸術性が高まり、

新たな物語が生まれる。