専念寺の梵鐘

昭和39年に志賀町文化財に指定された江戸時代の梵鐘

 

 

志賀町安津見46−86

 

 

 

 

 

 

 

 

梵鐘の頭には龍

 

 梵鐘には牡丹と唐草文

 

 

 志賀町指定文化財  工芸品の部

 名称 専念寺梵鐘 一口 安津見 専念寺

 

 鋳銅製。総高126センチ(内 龍頭の高さ24.5センチ)口径76センチ。乳四段四列。撞座八弁蓮花。草の間に牡丹と唐草文を陽鋳。

 池の間一区に左の銘が陰刻されている。

 

 元禄4年末8月28日

 能州羽喰郡徳田之庄

 徳田村照明寺常住物也

    願主 釋 壽誓

 右奉加之施主 七百五十余人

   門徒中 外三十余人挙属

   治工宮崎寒雉入道義一(追銘省略)

 

銘文に見られるように、この鐘は加賀藩の名工初代寒雉宮崎彦九郎義一の作品で、鋳造時は徳田村照明寺の住物であったものであるが、追銘によると明治15年10月9日、専念寺第10世順普代に照明寺より求めた旨が記されている。

  昭和39年10月31日 旧志賀町指定

    志賀町文化財審議委員会

 

境内の灯篭もなかなかの渋さ

 

枯山水

 

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