七尾城

 守護大名として170年間能登を統治した畠山氏の居城。天正5年(1577)に上杉謙信により落城。

 

今も残る石垣が素晴らしいが、人力で、

しかも山の上でよくここまで築いたものだ。

 

山全体が城の集合城として築城学からも規模の大きさからも、大変優れたものだそうだ。

 

高橋掬太郎、作曲:細川潤一、唄:三橋美智也

 

1 松風さわぐ丘の上   古城よ独り何偲ぶ

  栄華の夢を胸に追い 仰げば侘びし天守閣

2 崩れしままの石垣に  哀れをさそうわくらばや

  矢弾のあとのここかしこ 往古を語る大手門

 3 甍は青く苔むして  古城よ独り何偲ぶ

  たたずみおれば身にしみて 空行く雁の声悲し

 

見張り台の位置に立てられた展望台。

 

東は七尾湾から、西は街道の様子が一望される。

 

七尾城史資料館

 

当時の大地主飯田家が懐古館として残っている

館長さんが上杉謙信の九月十三夜を吟じてくれる

 

霜は軍営に満ちて秋気清し

数行の過雁月三更

越山併せ得たり能州の景

さもあらば家郷の遠征を憶ふ

七尾城 小丸山城

 

ザ 登城