2 平家を打ち滅ぼす 版画 安達優子
義経が大人になってからは、京の都で暴れた義仲を討伐しました。
また、平家との戦いでは、一の谷で道のない険しい岩山を「四つ足の鹿が通るのならば、同じ四つ足の馬も通れぬはずがなかろう」と、ひよどり越をして平氏の不意をつき打ち破りました。
屋島でも、壇ノ浦でも、不慣れな水軍を巧みに指揮して、平家を全滅させるなど、鮮やかな活躍をしました。