高速増殖炉もんじゅ

平成20年6月7日  

13年ぶりに運転再開が期待されている「もんじゅ」を見学しました。

 

白木の海岸より

もんじゅを紹介する「エムシースクエア」  

 

技術的にもしっかり説明してくれた田中さん

 

直径50m(日本最大)の格納容器

燃料交換装置

10数%に濃縮されたP239の周りに

U238を配置します。

 

核分裂しないU238が中性子を取り込んで核分裂するP239に変わっていきます。

 

再循環ポンプ

加圧せず沸騰もしないナトリウムが熱を運ぶ

 

原子炉容器 この下で核分裂反応が進む。

軽水炉のようにプールが無いのが不思議。

熱交換器 二つもあって1次系ナトリウムから2次系ナトリウムへ、そして水に熱を伝える

 

ここがナトリウムが漏れた箇所

原型炉だからトラブルがあっても問題点を把握して解決すればよいと思うのだが、残念ながらトラブルが事件になり13年が経てしまった。

中庭の花壇

原子力のマークの中に花が咲いている。

安全・安定運転で安心を期待したい。

 

 

もんじゅを見守る「門が崎観音」

全身像にも見えれば大きな顔にも見える。

 

白木−丹生断層

断層調査により問題が無いと評価されました。

 

敦賀国際フォーラムのレセプションでは

河瀬市長がベンチャーズやサザンを熱演。

 

高速増殖炉では1のエネルギーを発生しながら1.2の燃料を作るため、実用化によって数千年間のエネルギー資源が確保できます。

2050年までには実用化すると言われますが、大いに期待したいものです。